PRODUCT 製品情報
当社従来品から約10%の重量軽減を実現
トーアミCDメッシュ
JIS G 3551 +GBRC性能証明
溶接点のせん断強さや溶接点を含む機械的性質を、JIS G3551溶接金網の規定より高度な保証内容とし、これにより突き出し部延長筋及び添え筋での継ぎ手・定着を可能としました。また、トーアミCDメッシュを用いた合成スラブでは、重ね継ぎ手の有無にかかわらず2時間の耐火性能の判定基準※を満足することを確認しています。
※防耐火性能試験・業務方法書4.1耐火性能試験・評価方法
※耐火認定への適合は建築主事の判断事項です"
主な用途
建築一般
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特長
- 継ぎ手部におけるメッシュの重なりが少なく、「かぶり」確保が容易となります。
- 端部直交筋の省略により、重量を約10%軽減でき、コスト削減につながります。
- 異形鉄線を使用することにより、コンクリートのひび割れ分散性が向上します。
- 合成スラブに用いた場合、2時間耐火の判定基準※を満足することを確認しています。
- 「トーアミCDメッシュ」は、株式会社トーアミの登録商標です。
※防耐火性能試験・業務方法書4.1耐火性能試験・評価方法 -
適用線径
線径 公称断面積
(mm2)単位質量
(kg/m)CD5※ 19.6 0.154 CD5.5 23.7 0.187 CD6※ 28.3 0.222 CD7 38.5 0.302 CD8 50.3 0.395 CD9 63.6 0.499 CD10 78.5 0.617 -
標準寸法(CD6)
ピッチ
(P)サイズ
幅×長さ(mm2)網目
横×縦(kg/m)重ね継手
長さ75 2,050×4,000 23×49 35d以上 100 2,050×4,050 17×37 150 2,050×4,000 11×24 200 2,050×4,050 8×18 100 1,050×2,050 8×18 35d以上 150 1,000×2,050 5×12 -
評定内容と材料
<性能証明>
(財)日本建築総合試験所 GBRC性能証明 第07-16号改2<高度な保証内容>
トーアミCDメッシュは、JIS G3532鉄線に規定された異形鉄線を使用した溶接金網です。 -
トーアミCDメッシュの重ね継ぎ手要領比較
図1:直交筋効果活用型 ワイヤーメッシュ・通常のCDメッシュ等
図2:延長筋型 トーアミCDメッシュ(性能証明取得CDメッシュ)※上図には、φ6.0×150mmとCD6×150mmの比較例です。
実際には線径・網目・突き出しの違いによって、上図とは若干異なった状態になります。製品比較表
溶接金網 JIS G 3551 (丸鉄線)溶接金網
通称:ワイヤーメッシュ異形鉄線溶接金網
通称:CDメッシュ通常のCDメッシュ トーアミCDメッシュ
(性能証明取得CDメッシュ)材料形状 丸(プレーン) 異形(斜めリブ) 異形(斜めリブ) 製造工場 日本産業規格認証取得工場 日本産業規格認証取得工場 トーアミ(性能証明取得工場) 降伏点又は0.2%耐力 – 400N/mm2以上 400N/mm2以上 引張強さ 490N/mm2以上 490N/mm2以上 490N/mm2以上 伸び – 8.0%以上 8.0%以上 絞り 30%以上 – – 溶接点せん断強さ 両外側線以外の同一横線上の任意の4点を試験し、その平均値が250N/mm2 両外側線以外の同一横線上の任意の4点を試験し、その平均値が220N/mm2 平均値ではなく、個々の値で250N/mm2以上 設計施工要項 溶接点のはく離は、「全溶接点の4%以下」、「同一線上の全溶接点の1/2以下かつ全溶接点の2%以下」 溶接点のはく離は、「全溶接点の4%以下」、「同一線上の全溶接点の1/2以下かつ全溶接点の2%以下」 溶接点は、全点において外れの無いこと 継
ぎ手〈図1〉
直交筋効果活用型最外端の横筋間で測った重ね長さが、「横筋間隔に50mmを加えた長さ以上かつ150mm以上」 最外端の横筋間で測った重ね長さが、「横筋間隔に50mmを加えた長さ以上かつ150mm以上」 最外端の横筋間で測った重ね長さが、「横筋間隔に50mmを加えた長さ以上かつ150mm以上」 〈図2〉
延長筋型(直交筋効果を期待しない継ぎ手× × 35d以上
※下記補足参照性能証明 × × (財)日本建築総合試験所
GBRC性能証明第07号-16号改
※延長筋型重ね継ぎ手に関する補足
21N/mm2≦Fc <30N/mm2の場合:35d以上
30N/mm2≦Fc≦60N/mm2:30d以上(Fc:コンクリート設計基準強度)
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トーアミCDメッシュ必要量計算