株式会社トーアミ


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PRODUCT 製品情報

異形棒鋼を使用した、トーアミ自社開発のせん断補強筋

トーアミフープ

トーアミフープは、鉄筋コンクリート造および鉄骨鉄筋コンクリート造の柱・梁用の「せん断補強筋」として当社が開発し、(財)日本建築センターの評定を取得した製品です。

主な用途

建築一般

  • 特長

    溶接閉鎖形せん断補強筋

    フック付きせん断補強筋とは異なり、鉄筋の端部をアプセットバット溶接という方法で接合しており、せん断補強筋としての性能を最大限発揮します

    安定した生産・供給体制

    高度にシステム化された生産管理体制と、トーアミグループ国内5拠点による生産により、建築現場への安定供給はもとより、遠方のPC工場への納入にも対応いたします。

    徹底された高度な品質管理

    徹底管理された加工機・溶接機を使い、十分に教育された作業者によって生産され、全拠点共通の厳格な品質管理体制下で検査された製品であると同時に、独自開発の生産管理システムとの連動によってトレーサビリティーの確保まで実現しています。

  • トーアミフープの加工寸法

    短形標準加工寸法

    最小短辺
    (mm)
    最小周長
    (mm)
    最大長辺
    (mm)
    最大周長
    (mm)
    D10 200 1,200 1,500 6,000
    D13 250 1,400 1,500 6,000
    D16 350 1,700 1,500 6,000

    ※上記寸法は辺の「外寸法」を示し、周長とは4辺の合計寸法を表します。(寸法精度はJASS 5に準じます)
    ※円形や多角形の加工や上記寸法以外でも加工可能な物もありますので、最寄りの弊社事業部までご相談ください。

    折り曲げ部の内法直径(トーアミフープ評定規格) d: 公称直径

    SD295A
    (SD295)
    SD345 SD390 SD490
    D10 3d以上 3d以上 5d以上 5d以上
    D13 3d以上 3d以上 5d以上 5d以上
    D16 3d以上 3d以上 5d以上 5d以上
  • 評定内容と材料

    <A級継手評定>
    (財)日本建築センター
    関東事業部千葉工場  :BCJ-RC0414-03
    中部事業部愛知第三工場:BCJ-RC0417-04
    関西事業部奈良第二工場:BCJ-RC0415-03
    中国事業部岡山第二工場:BCJ-RC0416-03

    <認定>
    公益社団法人 日本鉄筋継手協会 優良溶接せん断補強筋製造会社 認定番号
    関東事業部千葉工場  :JRJI-優補-022
    中部事業部愛知第三工場:JRJI-優補-023
    関西事業部奈良第二工場:JRJI-優補-024
    中国事業部岡山第二工場:JRJI-優補-025


    ※こちらは関西事業部の評定書で、他の事業部とは評定番号等が異なります。

    評定内容

    評定番号 関東事業部 BCJ評定 – RCO414-03
    中部事業部 BCJ評定 – RCO417-04
    関西事業部 BCJ評定 – RCO415-03
    中国事業部 BCJ評定 – RCO416-03
    件名 溶接閉鎖形せん断補強筋トーアミフープ
    継手性能 A級継手

    使用鉄筋

    規格 JIS G 3112に規定された異形棒鋼
    種類 SD295A(SD295), SD345, SD390, SD490
    呼び名 D10, D13, D16

    ※SD295についてはSD295Aの規定に適合することを確認した上で使用します。

  • トーアミフープの機械的性質
    降伏点又は耐力
    (N/mm2)
    引張強さ
    (N/mm2)
    破断位置 継手部90°曲げ試験
    曲げ内側直径
    SD295A
    (SD295)
    295以上 440以上
    (440〜600)※2
    母材部
    ※1
    3d
    (外側に亀裂なきこと)
    SD345 345以上
    (345〜440)※2
    490以上
    SD390 390以上
    (390〜510)※2
    560以上 5d
    (外側に亀裂なきこと)
    SD490 490以上
    (490〜625)※2
    620以上

    ※1 母材部は、溶接界合面から1.2d以上離れた位置とします。
    ※2 バー材を材料に使用した場合は( )内の数値を基準とします。”