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GTSフープ

​合同製鐵株式会社​
​国土交通大臣認定:国住指第3305-1​号、認定番号MSRB-0092​
(財) 日本建築センター評定:BCJ-RC0476-01

A級継手評定
関東事業部千葉工場:(財)日本建築センター評定 BCJ-RC0477-01
中部事業部愛知第三工場:(財)日本建築センター評定 BCJ-RC0478-01
関西事業部奈良第二工場:(財)日本建築センター評定 BCJ-RC0479-01
中国事業部岡山第二工場:(財)日本建築センター評定 BCJ-RC0480-01
住倉鋼材(株):(財)日本建築センター評定 BCJ-RC0481-01

GTSフープとは

GTSフープは、合同製鐵株式会社®製「685N/mm2級高強度異形せん断補強筋GSD685」を使用し、同社の認定を受けた工場のみにおいて加工される高強度せん断補強筋です。バーインコイル材である為、スパイラルフープへの加工も可能という特長があります。高度にシステム化された生産管理体制により、トーアミグループ国内5拠点の、ユーザー様の最寄り工場から、安定的な供給が可能です。

溶接閉鎖形せん断補強筋

フック付せん断補強筋とは異なり、鉄筋の端部をアプセットバット溶接という方法で接合しており、せん断補強筋としての性能を最大限発揮できる製品です。その溶接にはA級継手評定を取得した工場で、それぞれ認定された溶接機のみを使用しています。

徹底された高度な品質管理

徹底管理された加工機・溶接機を使い、十分に教育された作業者によって生産され、全拠点共通の厳格な品質管理体制下で検査された製品であると同時に、独自開発の生産管理システムとの連動によってトレーサビリティーの確保まで実現しています。


評定内容と材料

※こちらは関東事業部の評定書で、他の事業部とは評定番号等が異なります。

評定内容
評定番号 関東事業部 BCJ評定 - RC0477-01
中部事業部 BCJ評定 - RC0478-01
関西事業部 BCJ評定 - RC0479-01
中国事業部 BCJ評定 - RC0480-01
住倉鋼材(株) BCJ評定 - RC0481-01
件名 「GSD685」を用いた
溶接閉鎖形高強度せん断補強筋
「GTSフープ」
継手性能 A級継手
使用鉄筋
区分 異形棒鋼
記号 GSD685
表面形状
大臣認定 国住指 第3305-1号 MSRB-0092
工法一般評定 BCJ評定 RC0476-01

※大臣認定および工法一般評定は合同製鐵株式会社によって取得されています。

矩形標準加工寸法

呼び名 最小短辺
(mm)
最小周長
(mm)
最大長辺
(mm)
最大周長
(mm)
GD10 200 1,200 1,500 6,000
GD13 250 1,400 1,500 6,000
GD16 350 1,700 1,500 6,000

※上記寸法は辺の「外寸法」を示し、周長とは4辺の合計寸法を表します。
(寸法精度はJASS 5に準じます)
※円形・多角形の加工や上記寸法以外でも加工可能なものもありますので、最寄りの弊社事業部までご相談ください。

機械的性質

試験片の区分 降伏点
(N/mm²)
引張強さ
(N/mm²)
伸び
(%)
曲げ性
曲げ角度 内法直径D
母材 685以上 856以上 8以上 180° 公称直径の3倍
溶接部 5以上 -

設計・施工指針概要




補強筋 呼び名 GD10、GD13、GD16
許容
応力度
長期(wft):195 N/mm²、
短期(σwy):590 N/mm²
コンクリート 種類 普通コンクリート
設計
基準
強度
FC=21 N/mm² ~ 60 N/mm²






許容
せん断力
長期

短期

長期

短期
設計用
せん断力
  長期
短期
ルート1と3:n=1.5
その他 n=2.0





終局
せん断
耐力


設計用
せん断力

両端ヒンジ:n=1.1
その他の場合:n=1.2

両端ヒンジ:n=1.1
その他の場合:n=1.25








横補強
筋間隔
(mm)
材端域:
その他の場合:
柱面から梁せいの1.5倍の範囲
材端域:
その他の場合:
梁面から柱の最大せいの1.5倍と
最小せいの2倍の大きい範囲
折曲げ 内法
直径
4d以上
余長 180度:6d以上、
135度:6d以上、
90度:10d以上

※長期荷重によるせん断ひび割れを許容しない場合、梁の長期許容せん断力は、による。